境 内 案 内
北朝康永三年(1344)に開かれた妙蓮寺には、本堂・釈迦堂・鐘楼堂をはじめとして、祖師堂や七面堂などの建造物があります。立教開宗750年慶讃・開山650年慶讃事業として新築された祖師堂には日蓮聖人(祖師)像が奉られ、朗慶上人の彫刻と伝えられる祖師像はその胎内に安置されています。敷地内にあるいちょう・けやきなどの樹々は横浜市古木にも指定されており、妙蓮寺の歴史の長さを物語っています。
■ 本 堂 ■
北朝康永三年(1344)に越中阿闍梨朗慶上人が開山しました。その後、長全院日輝上人により再興され、享禄三年(1530)に長光院日慶上人により、現在の地に移転しました。火災により建物全てを失いましたが、寛政五年(1793)に再建されました。
本堂外観
ご本尊一塔両尊四士
本堂
■ 祖 師 堂 ■
元文年間(1730)火災により建物全てを失いましたが、本堂の再建後の文政九年(1826)に再建しました。祖師堂には日蓮聖人(祖師)像が奉られ、朗慶上人の彫刻と伝えられる祖師像はこの胎内に安置されている。また、開山朗慶上人像ほか、三十番神像などが安置されています。
三十番神像
子安鬼子母神と五道天尊
日蓮聖人祖師像
開山朗慶上人像
■ 七 面 堂 ■
元禄七年(1694)、朗慶上人の史跡があった地に建立されました。七面大明神は七面天女とも呼ばれ、日蓮宗系において法華経を守護するとされ,当山安置の七面大明神は国家安泰、安産守護・疫病退散の霊神として七面さまと称され親しまれている。
七面堂
七面堂大明神ご尊像
■ 鐘 楼 堂 ■